平成29年9月2日(土)午前10時から11時30分まで、石部南まちづくりセンターで平成29年度石部南学区「住民のつどい」が開催されました。
講師は、石部南在住の角田かおり氏で、「聴覚障がいと向き合って」というテーマで講演をしていただきました。
上の写真は、ろうの方の聞こえ方を表現してくださっているところで、「補聴器をはめていても、□の中の∴のようにしか聞こえない。何か言っているのかな~というのがわかる程度」との説明でした。
角田氏は、生まれつき「ろう」という障害がありますが、小中高校とすべて普通学級で学ばれ、大学も健常者の方々と同じ講義を受講されました。そのご本人の体験から、大切なことは、同情ではなく、共感であるという貴重なお話しをしてくださいました。
体験談の後、簡単な手話(挨拶)を教えていただきました。手話の意味や成立ち等の解説もしてくださり、参加者からは「手話がどういうふうにできいるのか初めて知った」「よく解った」という声がたくさんありました。
最後に、ドラえもんの歌を手話で教えていただき、参加者全員で手話合唱をしました。
講演終了後、各区に分かれて分散会が行われました。